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角川 正義
JAERI 1193, 32 Pages, 1971/03
原子炉施設外へbission productsを放出する事故が発生したときに、その災害を最小限に抑える手段として、野外にF.P.雲の観測網を配置する方法が考えられる。筆者は「ある規模以上の原子炉災害を確実に把握するにはどのような観測網が必要か」の課題について経済性の立場も加味して検討してみた。問題を定量的に扱うために、原子炉災害の規模を「放出されるF.P.雲の最高密度地点に居る標準人の決定臓器(甲伏線)が受ける総合被爆量」で表わすことにする。考察の結果、原子炉と観測点の間の距離、必要とする観測点の数(または観測点間隔)、および観測されるべき原子炉災害の規模の間の関係を定量的な図表に表わすことができた。そのほか、これらの観測網の能力が確立論理的立場から検討された。さらに事故現場から到達する線がどの範囲に及ぶかを考察し、実際に場所を選定する場合の総合的考察の必要なことを具体的に示した。